いちご白書

1970年アメリカの作品で、邦題は『いちご白書』だが原題は「The Strawberry Statement」。

アメリカの学生運動を描いた映画で、ノンポリの学生が主人公で、どちらかといえばコミカルな作品。

姉は映画館で観て、バフィ・セントマリーの歌う主題歌「サークル・ゲーム」のレコードをよく聴いていた。私は中学生の頃にテレビで見たことがあり、20年位前に買ったレーザー・ディスクは今も持っている。


「いちご白書をもう一度」というバンバンがリリースした曲がある。作詞・作曲は荒井由実で、卒業を間近にして、過ぎ去った学生時代を思い出すという内容の曲だ。
当時は、ブリティッシュ・ロックにハマっていた私も好きな曲のひとつだ。

「哀しい場面では涙ぐんでた」という一節があるのだが、映画にはそのような場面はない。何度観てもなかった。

むしろ講堂にサークル状に学生たちが集まって、床を叩きながらジョン・レノンの「平和を我等に」の一節「All we are saying is give peace a chance」を歌っているところに、警官隊が突入する場面の方が印象的だ。

どこに「哀しい場面」があったんだろう。「いまで〜もふしぎだ〜♪♪♪」


今日も手のひらがパンパン。
明日は手の腫れが引きますように。八(^□^*)