2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

恩を以て怨みに報ず

恨みを持った相手にも、寛容の心をもって、恩義でお返しをする。老子のことばに「怨みに報ゆるに徳を以てす」がある。 まともな人間なら外すことは無いだろう。人間の心も身体も無いから仕方がないか。

親擦れより友擦れ

子供は親の影響よりも友達の影響を多く受けて世間を知るということ。 確かに何もしない母親で、勝手に育った子供だから、そうなるのは必然か。

お茶を濁す

いい加減な処置をしてその場をごまかすことのたとえ。 いちいち家に帰って、病原菌を撒き散らす困った存在のことか。 それともプライベートで出てこないといいながら、ゴキブリのようにチョロチョロしていることか。

思うこと言わぬは腹ふくる

心に思うことを言わないでおくのは、腹の中に物がたまったようで気持ちの悪いものだということ。『徒然草』に「思しきこと言はぬは腹膨るるわざ」とある。 本当だ。気持ち悪い姿を気持ち悪いと言ってやりたい。化け物だよ、心もその姿も。いや、サイボーグか…

親に似ぬ子は鬼っ子

親に似ない子は人の子ではない、鬼の子に違いないということ。子供の言動などが悪いときに、お前は自分の子ではないとしてしかるときなどに言う。 親が鬼畜なら子供は似るわけない。だが、子供がいるだけでもマシなのかも知れない。

親が親なら子も子

親がよくないと、その子供も同じようによくないということ。親子はよく似ることを言うが、多くは親子揃ってだめだという意で用いる。 まったく、その通りだな。だが、子供がいるだけでもマシか。

怨憎会苦

自分が恨んでいる人や憎んでいる人とも会わなければならないという苦しみ。 まさしく、どこかの親子のことじゃないか。

厭離穢土

煩悩に汚れた、悪の多いこの世を嫌い、離れてしまうこと。 生きているのに疲れているならやめたらいい。隔離されるだけの人生なのだから。

恩を仇で返す

相手の恩義に報いずに、逆に害になるようなことをする。 心もリウマチになると、こうなると言うことか。

女賢しゅうして牛売り損なう

女は利口であるように見えても全般を見通すことができないので、事を仕損じがちであるということ。「牛を売る」は社会的活動をすることのたとえ。女の賢さは役に立たぬとして、女性の社会進出が抑え込まれた例。 働きもせず障害年金もらって医療費も補助され…

尾を振る犬は叩かれず

従順な者は、人から危害を加えられることがないということ。「尾を振る」は、犬が尾を振って飼い主にこびることから、上の人の御機嫌を取る意に使う。 こんな処世術しか習得していないって、何を生きてきたんだろう。

泳ぎ上手は川で死ぬ

泳ぎのうまい者は自信過剰になって、川で溺れ死ぬことがある。自分な得意とすることでも失敗する例え。 我儘が通るから凄いよね。一生隔離されていた方が世のためということもあるんだけどね。

親の十七子は知らぬ

偉そうに説教を垂れている親が、十七歳の若い時分どんなだったか、子供は知る由もない。親を皮肉って言う言葉。 子供がいなければ永遠に分からない。 いい歳して、親に面倒をかけているのも当然だと思っている卑しい心。

親は無くとも子は育つ

親に早く死に別れた子供も結構よく育つものだということ。世の中のことはさほど心配したものではない、子供は子供できちんとやれるものだといった意味合いで使う。世間の風が冷たくないことを言って子供への慰め・励ましともし、親の干渉や過保護を戒める教…

親馬鹿子馬鹿

親は子を溺愛して子供が馬鹿なのを知らず、子は親の愛に慣れて馬鹿なことをしでかす。傍から見れば、親も馬鹿なら子も馬鹿だということ。 心身とも普通ではないから仕方がないか。 だが、親馬鹿にもなれなければ、生きている価値も無い。

親の欲目

親はわが子かわいさから、実際以上に子供を評価しがちであるということ。また、そうした評価のことを言う。「欲目」はそうあって欲しいという目で見ること。ひいきめで見る。 子供はその姿をどう思うか知りたいものだ。

親の心子知らず

親の深い思いやりも知らないで、子供は勝手な振る舞いをするということ。親になってみなければ親の心は理解できないという述懐や、子供をしか るときの小言などに使う。 子供がいなければ永遠に分からない、ろくに面倒も見ていないのも分かる訳ないか。 何の…

落つれば同じ谷川の水

雨や霰、雪、氷と形は様々だが、山に落ちれば同じ谷川の水になって流れる。出発点は違っていても、行き着く先はみな同じだということ。また、人間も生まれや生き方は様々だが、死ねば灰になり結局は同じだという例え。 生まれ持った自分の骨だけは残したいも…

親の恩は子を持って知る

自分が子供を持ってはじめて、親がどれほど苦労して自分を育ててくれたかが分かるということ。 できちゃった結婚や子供がいないと分かることもないか。

縁なき衆生は度し難し

いかに仏であっても、仏縁のない者は救いようがないということ。また、人のことばを聞き入れようとしない者はどうしようもないということ。「衆生」は仏の救済の対象となるすべてのもの。「度する」は救済する、済度する。 もう、効く薬がないから仕方がない…

易者身の上知らず

他人のことはよく分かるが、自分のことはよくわからないということ。易者は人の身の上は占うが、自分の運勢は分からないことから言う。 確かに身のほど知らずだ。

越畔の思い

「越畔」は田の境界のあぜ道を踏み越える意。自分の責務を守って他人の領分を侵さないように慎む心構え。 図々しいから無理か。

異端邪説

正統でないよこしまな教え、思想、学説。聖人が行なうべきでない正しくない教え。 愚人だから仕方がない。

親の因果が子に報う

親の犯した悪業の結果が、罪もない子にまで及ぶということ。仏教的因果応報の考え方に基づき、悪業をきつく戒めることばともする。 どこかと一緒だな。

会者定離

会う者は、かならず離れ離れになる運命にあるということ。仏教の無常観を表すことば。

烏兎怱々

月日が流れるのは早いということ。「烏兎」は、中国では、太陽には金烏という三本足の烏が棲み、月には玉兎という兎が棲むと考えたことから、太陽と月の意。転じて、歳月のこと。

遠慮無ければ近憂有り

目先のことばかり考えて、遠い将来のことを考えなければ、必ず急な心配事が起こる。

移れば変わる世の習い

時世が変われば世の有様も変わる。

馬には乗ってみよ人には添うてみよ

何事も経験してみないと本当のところは分からないということ。馬のよしあしは乗ってみないと分からないのと同様に、人のよしあしは親しくつきあってみないと分からないの意から言う。

内兜を見透かす

相手の秘密や弱点などを見破ることのたとえ。「内兜」は兜の内側の意から転じて、人に知られたくない内部の事情。