風が吹けば桶屋が儲かる

意外なところに影響が及び、思わぬ結果が生じることのたとえ。また、当てにならない期待をすることのたとえ。大風が吹くと砂ぼこりのために目を病む人が多くなる。目の悪い人は音曲を楽しみにして三味線を弾くので、三味線に張る猫の皮がますます必要となり、猫の数が減ってくる。猫が減れば桶を齧るネズミが増えるから、そこで桶屋が繁盛するという笑話による。


今は生物製剤を使うと、棺桶屋が儲かるか。次から次へと副作用の報告が、この世のものでないから、仕方がないが。