邯鄲の歩み

むやみに人まねをして、結局は自分の本分も忘れて中途半端になること。邯鄲は趙の都。その都会人は、歩くのも上品であると聞いた燕国の若者が、邯鄲にでかけて歩行術を学ぼうとしたが、いっこうに身につかないうちに自分の歩き方まで忘れてしまい、ついには、腹ばいになって帰国したという。